【意味】
内緒 (ないしょ)とは、表立ってではなく内内にすること。
【名前の由来語源・成り立ち】
内緒 (ないしょ)の名前の由来語源について、内緒は、本来は仏教語で、「自らの心のうちで真理を悟るこの」の意のサンスクリット語Pratyaatma-adohigamanaの漢訳、「内証(ないしょう)」に基づく。「自内証」ともいう。
それが転じて、外からうかがい知ることができないということで、秘密あるいは秘密の事情をさす語として用いられるようになった。さらに、内輪のこと、家の中の暮らし向きなどの意にも用いる。「内緒」と書くのは当て字。
【使い方・用例・実例】
*当世書生気質〔1885〜86〕〈坪内逍遙〉一三「間暇(ひま)さへあると机に向って、内密(ナイショ)で手習を勉強したり」
【漢字辞典】
「ないしょ」を漢字で書くと「内緒」と表記する。