【意味】
七竈 (ななかまど)とは、バラ科の落葉小高木。各地の山地に生える。高さ七〜一〇メートル。
【名前の由来語源・成り立ち】
七竈 (ななかまど)の名前の由来語源について、材は燃えにくく、七度かまどに入れても燃え残るということからこの名があるとされる。
また、木炭の高材料であることから、七日間かまどに入れて上質の炭が取れることを意味する炭焼きの言葉「七日竈(なのかかまど・なぬかかまど)」が略されて「ななかまど」となったとする説もある。
【使い方・用例・実例】
*日本植物名彙〔1884〕〈松村任三〉「ナナカマド 花楸樹」
【漢字辞典】
「ななかまど」を漢字で書くと「七竈」と表記する。