【意味】
七つ道具 (ななつどうぐ)とは、七種からなる装身具や調度類の総称。また転じて、七の数に限らず多数の付属品からなる皆具(かいぐ)をいう。
【名前の由来語源・成り立ち】
七つ道具 (ななつどうぐ)の名前の由来語源について、もとは、昔の武士が戦場に行くときに身につけた、具足・刀・太刀・弓・矢・母衣(ほろ)・兜(かぶと)の7つの道具のことをいった。
【使い方・用例・実例】
*浮世草子・西鶴織留〔1694〕二・三「弁慶は祿重けれども、無用の七道具(ななつダウグ)をこしらへて身躰ならず」
【漢字辞典】
「ななつどうぐ」を漢字で書くと「七つ道具」と表記する。