南京錠【なんきんじょう】

スポンサーリンク
 

【意味】

南京錠 (なんきんじょう)とは、巾着の形をした錠まえ。かんぬきが釣針のように曲がっていて、錠本体と鎖錠されるもの。巾着錠。西洋錠。海老錠。

【名前の由来語源・成り立ち】

南京錠 (なんきんじょう)の名前の由来語源について、「南京」は中国南部の都市の名前。近世において、外国由来のものや、珍しいものや小さいものには「南京」を冠することが多く、「南京錠」も同様で、外国から渡来した錠前の意で命名された。

【使い方・用例・実例】

*東京日日新聞‐明治四四年〔1911〕一一月一三日「見張所の南京錠(ナンキンセウ)を打毀し」

*苦の世界〔1918〜21〕〈宇野浩二〉五・三「門ぐちはみな南京錠(ナンキンジャウ)がかかってあるんだって」

【漢字辞典】

「なんきんじょう」を漢字で書くと「南京錠」と表記する。

スポンサーリンク