【意味】
鳴り物入り(なりものいり)とは、物事をおおげさに宣伝すること。にぎやかに景気をつけること。
【名前の由来語源・成り立ち】
鳴り物入り(なりものいり)の名前の由来語源について、「鳴り物」は邦楽で楽器の総称。
歌舞伎では三味線以外の楽器のことをいい、太鼓や鉦(かね)、笛などの鳴り物を演奏してはやし立て、にぎやかな場面を演出したことから、一般にはでに騒ぐことの意味で用いられるようになった。
【使い方・用例・実例】
*もはや「戦後」ではない〔1956〕〈中野好夫〉「新生活運動というものが、鳴物入りで呼びかけられ」
【漢字辞典】
「なりものいり」を漢字で書くと「鳴り物入り」と表記する。