縄張り【なわばり】

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【意味】

縄張り (なわばり)とは、土地などに、縄を張って境界を定め、自分のところと他人のところの区別や特別の区域であることなどを明らかにすること。区画すること。また、その場所。

【名前の由来語源・成り立ち】

縄張り (なわばり)の名前の由来語源について、本来は土地に縄を張って、境界線を決めたり、そこが特別の区域であることを示すものだった。

戦国時代には城や邸宅を建てるときに、敷地内に図面通りに縄を張り、建物の位置を示すことも合った。「縄張りを荒らす」「縄張り争い」のように、勢力範囲の意で用いられるようになったのは江戸時代に入ってから。

【使い方・用例・実例】

*草枕〔1906〕〈夏目漱石〉四「広い詩界をわざとらしく窮屈に縄張りをして」

【漢字辞典】

「なわばり」を漢字で書くと「縄張り」と表記する。

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