【意味】
ねぶたとは、東北地方で行なわれる旧暦七月七日の行事の一つ。
【名前の由来語源・成り立ち】
ねぶたの名前の由来語源について、「眠い」という意味の形容詞「眠たし(ねむたし)」の語幹に由来する説が有力で、かつて地方で見られた「眠り流し」の行事が発展したものといわれる。
眠り流しの行事は、七夕に木の枝やわら人形を海や川に流すもので、秋の収穫期を前に、労働を妨げる睡魔を払う意味があったとされる。
他にも、「合歓木(ねむのき、ねぶたのき、ねぶた)」「七夕(たなばた)」「荷札(にふだ)」などに由来する説もある。
【使い方・用例・実例】
*津軽の野づら〔1935〕〈深田久彌〉山の小屋「それがネブタの始まりだと云ひ伝へられてゐる」
【漢字辞典】
「ねぶた」の漢字表記は不明。