【意味】
ネクタイ (necktie )とは、洋装で、首またはカラーの下に巻き、前で結んで飾りにする細長い布の総称。
【名前の由来語源・成り立ち】
ネクタイ (necktie )の名前の由来語源について、ネクタイ(necktie)の語源は、neck(首)+tie(結ぶ)で、首に結ぶものという意味。英語では単にtieだけでもネクタイを意味する。
18世紀の中頃、ジョン万次郎の帰国とともに日本に渡来したといわれている。当初は「襟飾(えりかざり)」などと訳されていたが、大正末期になると、洋服の普及に伴い、英語を音写した「ネクタイ」の語が広まっていった。
【使い方・用例・実例】
*付焼刃〔1905〕〈幸田露伴〉四「今仕て御在(おいで)なさる襟飾(ネキタイ)も、既(もう)大分汚れたやうだからネ」
*一九二八・三・一五〔1928〕〈小林多喜二〉一「父はシャツを着たり、ネックタイを結んだりするのにつッかかったり、まごついたりして」
【漢字辞典】
「ネクタイ (necktie )」はカタカナ語のため漢字表記はなし。