【意味】
労う (ねぎらう)とは、骨折りを慰める。苦労したことに対して感謝する。いたわる。
【名前の由来語源・成り立ち】
労う (ねぎらう)の名前の由来語源について、語源は奈良時代の上二段動詞「ねぐ(労ぐ)」で、神の心を和らげて加護を祈る意。また、相手の労苦をいたわる意であった。
そこから「ねぎ(禰宜・神職の一つ、神の御心を休める者の意)」、「ねぎらう(労う」、「ねがふ(願ふ)」などの語が生じた。
【使い方・用例・実例】
*五重塔〔1891〜92〕〈幸田露伴〉三一「十兵衛其他を犒(ネギ)らひ賞する一方には」
【漢字辞典】
「ねぎらう」を漢字で書くと「労う」と表記する。