【意味】
合歓木 (ねむのき)とは、マメ科の落葉高木。本州、四国、九州の山野の日当たりのよい所に生え、庭木ともされる。高さ六〜九メートル。
【名前の由来語源・成り立ち】
合歓木 (ねむのき)の名前の由来語源について、鳥の羽のような複葉が夜になると閉じて垂れるところが眠ったように見えることからこの名がある。「合歓」と書くのは、男女の共寝を意味する漢名によるもの。
【使い方・用例・実例】
*左千夫歌集〔1920〕〈伊藤左千夫〉明治三五年「玉襷かけのよろしく かぎろひの夕べになれば 相睦びさぬるねむの木」
【漢字辞典】
「ねむのき」を漢字で書くと「合歓木」と表記する。