【意味】
二番煎じ (にばんせんじ)とは、薬や茶などで、一度煎じたものを、もう一度煎じたもの。転じて、新味のない二番目のもの。前の繰り返し。
【名前の由来語源・成り立ち】
二番煎じ (にばんせんじ)の名前の由来語源について、「煎じ」とは、茶や薬を煮詰めて、成分を取り出すこと。
「二番煎じ」は、一度煎じた茶や薬をもう一度煎じたもので、一度目に比べて成分が弱く価値が低くなる。そこから、前にあったことの繰り返しで、新味のないもののたとえとなった。
【使い方・用例・実例】
*白く塗りたる墓〔1970〕〈高橋和巳〉三「二番煎じなドキュメンタリー構成に固執する」
【漢字辞典】
「にばんせんじ」を漢字で書くと「二番煎じ」と表記する。