【意味】
二の足を踏む (にのあしをふむ)とは、思いきって物事を進めることができないさまをいう。どうしようかと迷う。
【名前の由来語源・成り立ち】
二の足を踏む (にのあしをふむ)の名前の由来語源について、「二の足」とは、歩き出して二歩目のこと。
つまり「二の足を踏む」とは、一歩踏み出して、二歩目はどうしようかとためらってその場で足踏みしてしまうこと。そこから、思い切って行動することができないの意を表すようになった。
【使い方・用例・実例】
*其面影〔1906〕〈二葉亭四迷〉二一「二の足を踏む父や兄を強ひて納得させて、無二無三に養子に来て了ったのが」
【漢字辞典】
「にのあしをふむ」を漢字で書くと「二の足を踏む」と表記する。