【意味】
喉 (のど)とは、身体の一部で、口の中の奥の、食道と気管に通じる部分。
【名前の由来語源・成り立ち】
喉 (のど)の名前の由来語源について、古くは「のみど」と読まれていた。語構成は「のみ(飲み)」+「と」。「と」は出入口の意の「と(門・戸)」。
「のみど」が転じて「のんど」となり、さらに「のど」へと変化した。
【使い方・用例・実例】
*魔風恋風〔1903〕〈小杉天外〉後・許嫁・四「此処の主婦の侑(すす)むる茶に喉を潤して」
*赤光〔1913〕〈斎藤茂吉〉死にたまふ母「のど赤き玄鳥(つばくらめ)ふたつ屋梁(はり)にゐて足乳ねの母は死にたまふなり」
【漢字辞典】
「のど」を漢字で書くと「喉」と表記する。