【意味】
喉仏 (のどぼとけ)とは、喉の中間にある甲状軟骨の突出した所。成年男子に顕著に見られる。のどの仏様。喉仏様。
【名前の由来語源・成り立ち】
喉仏 (のどぼとけ)の名前の由来語源について、形が座禅を組んでいる仏様に似ていることから喉仏と言われる。
【使い方・用例・実例】
*虞美人草〔1907〕〈夏目漱石〉五「咽喉仏(ノドボトケ)を突き出して峯を見上げた」
*他人の顔〔1964〕〈安部公房〉黒いノート「肩の緊張をとき、喉仏を大きく上下させながら、何度も小刻みにうなずいてみせた」
【漢字辞典】
「のどぼとけ」を漢字で書くと「喉仏」と表記する。