鈍間/野呂間【のろま】

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【意味】

鈍間・野呂間(のろま)とは、動作や頭の働きがにぶいこと。愚鈍なこと。のろくて気がきかないこと。また、その人。まぬけ。

【名前の由来語源・成り立ち】

鈍間・野呂間(のろま)の名前の由来語源について、形容詞「のろい(鈍い)」の語幹に、状態を表す接尾語の「ま」がついた語。「鈍間」は当て字。

また、浄瑠璃の幕間劇に使う道化の操り人形「野呂間(のろま)人形」の動きから、「人形」を略して「のろま」というようになったともいう。

【使い方・用例・実例】

*五重塔〔1891〜92〕〈幸田露伴〉一七「柱一本鴨居(しきゐ)一ツで嘘をいへば鉋(かんな)を三度も礪ぐやうな緩慢(ノロマ)な奴」

【漢字辞典】

「のろま」を漢字で書くと「鈍間」「野呂間」と表記する。

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