【意味】
女房 (にょうぼう)とは、一般に婦人、または愛情の対象としての女性をいう。
【名前の由来語源・成り立ち】
女房 (にょうぼう)の名前の由来語源について、「房」は部屋の意。平安時代には、宮中に仕える女官の部屋のことをいい、のちにその部屋にひとり住まいする高位の女官を指していうようになった。
妻の意で用いられるようになったのは鎌倉時代以降である。
【使い方・用例・実例】
*浄瑠璃・出世景清〔1685〕二「誠に久しく逢はぬ間に子供もいたふ成人し、御身もずんど女房を仕上げたり」
【漢字辞典】
「にょうぼう」を漢字で書くと「女房」と表記する。