【意味】
落ち度(おちど)とは、過失(かしつ)。
【語源・由来・成り立ち】
落ち度の語源・名前の由来について、もとは「越度」と書いて「おつど」「おちど」と読まれていて、字の通り「度を越す」という意味だった。
中世には、許可なしに関所を越え渡る、関所破りのことをいい、のちに「度」は制度の意味を表し、度(のり)を超える、すなわち罪を犯す、違法な行いを示すようになった。過失の意味を表すようになったのは、明治以降。
【使い方・実例・用例】
*キャメロン首相は自らの対応に落ち度があったことを認めた。(日テレ)
【漢字辞典】
「おちど」を漢字で書くと「落ち度」「落度」と表記する。