【意味】
女郎花(おみなえし)とは、オミナエシ科の多年草。オミナエシは花も姿もオトコエシに比べて優しい。
【語源・由来・成り立ち】
女郎花(おみなえし)の語源・名前の由来について、歴史的仮名遣いは「をみなへし」。
「をみな」は女性のことで、古くは美人、佳人の意。「へし」は「圧(へ)す」の連用形で、美人を圧倒するほどの美しい意でこの名がついたとされる。
ちなみに、同科で白い花を咲かせる男郎花(おとこえし)は、花の色が白く地味で茎や葉は女郎花より大きく、男性的な感じがするというところからの命名。
【使い方・実例・用例】
*栃木市都賀町大柿の野の花自然園「花之江の郷」で、オミナエシとミソハギが見頃を迎えた。
【漢字辞典】
「おみなえし」「オミナエシ」を漢字で書くと「女郎花」と表記する。