【意味】
乳母日傘(おんばひがさ)の大切に育てられること。常に乳母がつきそい、日傘をさしかけて外出するなど、大切に過保護に育てられる様子。
【語源・由来・成り立ち】
乳母日傘の語源・名前の由来について、「おんば」は「おうば」が転じたもので、母親に代わって乳を飲ませ、子どもの世話をする女性「うば(乳母)」のこと。
乳母をつけ、外に出るときは日傘で覆って日差しから守る意で、そのように甘やかされて育った人をけなしていう。
【使い方・実例・用例】
*昨今の二世、三世議員のように乳母日傘で育てられたわけでもない。(日経)
【漢字辞典】
「おんばひがさ」を漢字で書くと「乳母日傘」と表記する。