【意味】
おさらいとは、複数すること。御浚い、御復習。
【語源・由来・成り立ち】
おさらいの語源・由来について、「お」は丁寧化の接頭語、「さらい」は動詞「さらう(浚う)」の連用形の名詞化したもの。「さらう」は川や池の底の土砂などをすっかり取り除くの意味。
泥やごみを取り去って水の流れをよくする意から転じて、教えられたことをくりかえして、すんなりとできるようにすることを意味するようになった。
【実例・用例】
*はやり唄〔1902〕〈小杉天外〉二「でも、毎日一回(いちど)はね、復読(オサラヒ)してますの」
*付焼刃〔1905〕〈幸田露伴〉一「古い事を復習(オサラヒ)しなくってもいいぢゃ無いかえ」
【漢字辞典】
「おさらい」を漢字で書くと「お浚い」「お復習」と表記する。