お節/御節【おせち】

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【意味】

お節/御節(おせち)とは、正月用の料理。「お節料理」の略。煮しめ・昆布巻・ごまめ・きんとん・かまぼこ・数の子・なます・伊達巻 (だてまき) など。重箱に詰めておく。

【語源・由来・成り立ち】

おせちとは、語源・名前の由来について、「おせち」は漢字では「御節」と書く。

「節」とは、もとは季節の変わり目のことをいい、昔はその変わり目となる日にお祝いを行った。この日を「節日(せつにち)」といい、この節日につくられる神様への供え物を「節供(せちく)」といった。今日でも、端午の節句の粽(ちまき)や、柏餅にそれが残っている。

その節供としての食べ物を「御節」と呼ぶようになり、しだいに豪華な正月の料理に限定されるようになった。

【使い方・実例・用例】

*正月に食べる料理は、だれがなにを言おうともおせち料理で決まりだ。

【漢字辞典】

「おせち」を漢字で書くと「お節」「御節」と表記する。

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