お裾分け/御裾分け【おすそわけ】

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【意味】

お裾分け(おすそわけ)とは、もらいものや利益の一部を知り合いに分けてやること。人からもらった品物や利益の一部分を他人に分けてやること。また、その物。

【語源・由来・成り立ち】

お裾分けの語源・名前の由来について、衣服の末端であるスソが、僅少の意に転じたもの。もともと「裾分(すそわ)け」の丁寧語である。「お福分け」とも。

「すそ」とは着物の裾を指し、地面に近い末端の部分というところから転じて「つまらないもの」という意味がある。よって、本来目上の人物に使用するのは適切ではない。

一方、お福分けは「福を分ける」意味であるゆえ目上の人物に使用しても失礼に当たらないとされている。また、類義語に「山分け」があるが、この語には、一部ではなく均等に振り分ける意味が含まれる。

【使い方・実例・用例】

*まったくお金がない。金持ちのあいつはオレにおすそわけすればいいのに。

【漢字辞典】

「おすそわけ」を漢字で書くと「お裾分け」「御裾分け」と表記する。

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