【意味】
お手盛り(おてもり)とは、自分の都合のいいように、物事を取り計らうこと。
【語源・由来・成り立ち】
お手盛り(おてもり)の語源・名前の由来について、「手盛り」はもとは自分で食べ物を食器に盛ることで、好きなだけ盛ることができることから転じていうもの。
「お手盛りの予算編成」のように、特に役人などが自分たちに都合のよいようにするときに用いることが多く、「お手盛り」と「お」をつけていうのは皮肉の意味合いが強い。
【使い方・実例・用例】
*先行してBRICS5カ国が設立した「新開発銀行」も、債券発行で「トリプルA格」を取得したのは、中国国内の2つの金融機関だけというお手盛りぶりだ。 (ZAKZAK)
【漢字辞典】
「おてもり」を漢字で書くと「お手盛り」と表記する。