【意味】
オウム返し(おうむがえし)とは、人から言われた言葉をそっくりそのまま返すこと。鸚鵡返し。
【語源・由来・成り立ち】
オウム返しの語源・名前の由来について、もとは、和歌で、他人の詠んだ和歌を一部だけ変えて即座に返歌することを「オウム返し」といったことによる。
「オウム」は口まねが上手な鳥のことで、歌舞伎では、道化役が主役のセリフや演技をまねすることを「鸚鵡(オウム)」という。
【使い方・実例・用例】
*相手の話に「相づち」「うなずき」「オウム返し」などを行うことで相手は好意を感じ取ってくれて、やがては好意の返報性に繋がる。
【漢字辞典】
「おうむがえし」を漢字で書くと「鸚鵡返し」と表記する。