【意味】
及び腰(およびごし)とは、へっぴり腰。比喩的に、確信のない不安定な態度をいう。
【語源・由来・成り立ち】
及び腰の語源・名前の由来について、遠くにある物を取るときに、腰を曲げて手を伸ばした、宙に浮くような姿勢がいかにも不安定そうでふらふらしていることからのたとえ。
もともとは、姿勢についてのみいった言葉だが、自信のない時にとる姿勢であることや、不安定な状態の意味から、自信なさげな態度や心理状態についても用いられるようになった。
屁をふる腰つきから、「へっぴり腰」ともいう。
【使い方・実例・用例】
*欧州中央銀行(ECB)と日銀がいずれもマイナス金利拡大に及び腰になっている。(ロイター通信)
【漢字辞典】
「およびごし」を漢字で書くと「及び腰」と表記する。