らちがあく【埒が明く】

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【意味】

物事がはかどる。てきぱきと事がはこぶ。きまりがつく。かたづく。埒が干る。

【語源・由来・発祥・成り立ち】

「らち(埒)」は、囲いや仕切りを意味し、主に馬場の周囲に設けた柵のことをさす。奈良・春日大社の祭礼で、一夜、神輿の回りに埒を作っておき、翌朝、金春太夫がそれをあけて祝言を読む行事から「埒が明く」と呼ばれたのが由来となった。しかし、現在は「埒が明かない」と表現する方が定着している。

【漢字辞典】

「らちがあく」を漢字で書くと「埒が明く」と表記する。

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