らんしょう【濫觴】

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【意味】

細い流れ。流れの源。転じて、物事の始まり。起源。起こり。もと。

【語源・由来・発祥・成り立ち】

もともと中国の思想家である孔子が子路を戒めたことばの中で登場する言葉が語源とされる。揚子江も源にさかのぼれば、「觴(さかずき)」を「濫(うか)べる」ほどの細流であったとの意から。その二つが組み合わさったのが「濫觴」の由来。一説に、「濫」はあふれる意で、さかずきをあふれさせるほどのわずかな水流をいうとも。

【漢字辞典】

「らんしょう」を漢字で書くと「濫觴」と表記する。

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