【意味】
路地とは、町中にある家と家の間の狭い道のこと。また、切見世などの細い通路としても使われる。
【名前の由来語源・成り立ち】
路地の名前の語源について、本来の表記は「露地」で、「露」はあらわ、「地」は地面の意。もともと、屋根など覆うもののない、むき出しの地面のことをいった。
転じて、建物と建物との間の細い通路や、庭内の通路をさすこともあった。草庵式茶室に付属する庭のことも「露地」という。
【用例・実例】
*浪花聞書〔1819頃〕「露路(ロウヂ) ろぢ也」
【漢字辞典】
「ろじ」を漢字で書くと「路地」「露地」「露路」と表記する。