壟断【ろうだん】

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【意味】

壟断とは、利益や権利をひとりじめにすること。

【名前の由来語源・成り立ち】

壟断の名前の語源について、「壟」は小高い丘、「断」は切り立った崖のこと。

出典は『孟子』であり、古代中国の市場は露天で物々交換を行っていたが、欲深い男が市場を見渡せる丘に登って、もうかりそうな相手を見つけては、利益を独占したという故事に基づく。
中国では独占禁止法のことを「反壟断法」という。

【用例・実例】

*白く塗りたる墓〔1970〕〈高橋和巳〉四「私有財産制にともなう苛立たしい悪や権利の壟断(ロウダン)はない」

【漢字辞典】

「ろうだん」を漢字で書くと「壟断」と表記する。

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