【意味】
籠絡とは、人をうまくまるめこんで、思い通りにあやつること。巧みに言いくるめること。
【名前の由来語源・成り立ち】
籠絡の名前の語源について、「籠」は込める・包む意で、「絡」はからまる・まつわるの意で、「籠絡」で包み込んだりまといついたりするの意を表したのが本来の用法であった。
そこから、人を自分の手中に収める場合に用いて、人を丸め込むの意に転じたもの。
【使い方・実例・用例】
*門〔1910〕〈夏目漱石〉二二「弟の野郎そんな玩具を持って来ては、兄貴を籠絡(ロウラク)する積(つもり)だから」
【漢字辞典】
「ろうらく」を漢字で書くと「籠絡」と表記する。