【意味】
るつぼとは、中に物質を入れて加熱し、溶解・焙焼・高温処理などを行う耐熱製の容器。または熱狂的な興奮に沸いている状態や、種々のものが混じり合っている状態や場所。
【名前の由来語源・成り立ち】
るつぼの名前の由来について、「いるつぼ(鋳る壺)」、もしくは「ろつぼ(炉壺)」が転じて「坩堝」といわれるようになったとされる。
【用例・実例】
*パリ物語〔1956〕〈河盛好蔵〉フォリ・ベルジェールの歴史「ホール全体が感激と歓喜の坩堝(ルツボ)と化したという」
【漢字辞典】
「るつぼ」を漢字で書くと「坩堝」と表記する。