髑髏【されこうべ】

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【意味】

髑髏(されこうべ)とは、風雨にさらされて肉が落ち、白骨化した頭蓋骨。「しゃれこうべ」とも言う。

【語源・由来・成り立ち】

髑髏(されこうべ)の語源・由来について、「曝(され)+首(こうべ)」の意味で、「され」は「曝る(さる)」の連用形。これは「曝す(さらす)」の変化した語であり、長い間、日光や雨風に当たるがままの状態に放置された結果、表皮の色が消失して白くなり、内部にあるものがむき出しになるという意味をあらわした。

【実例・用例】

よく使われる用例として「いわしの髑髏(されこうべ)」がある。意味は、軒にさした「鰯の頭」の古くなったのをしゃれていったもの。

*即興詩人〔1901〕〈森鴎外訳〉花祭「道の傍に十字架あり。そが上には枯髏(サレカウベ)残れり」

【漢字辞典】

「されこうべ」「しゃれこうべ」を漢字で書くと「髑髏」と表記する。

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