大角豆【ささげ】

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【意味】

大角豆(ささげ)とは、マメ科の一年草。原産は中央アフリカ。夏、蝶形で淡紫色の花が咲く。

【語源・由来・成り立ち】

大角豆(ささげ)の語源・由来について、さやの先が上の方に反りかえる姿が、物を捧げもち形に似ていることから「ささげ」と名づけられ。このほか、さやを牙(きば)に見立てて「細々牙」と称した説、豆の端が少々角張っていることからついたという説など諸説がある。

【使い方・実例・用例】

*大鏡〔12C前〕五・道長上「先は、北野、賀茂河原につくりたるまめ、ささげ・うり・なすびといふもの、このなかごろは、さらに術なかりしものをや」

*日本植物名彙〔1884〕〈松村任三〉「ササゲ大角豆

【漢字辞典】

「ささげ」を漢字で書くと「大角豆」と表記する。

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