【意味】
政党(せいとう)とは、政治についての主義主張や政策の一致した人々がその政策を実現するために組織する団体。政社。
【語源・由来】
日本で最初の政党は明治七年(一八七四)成立の愛国公党であるといわれている。当時は党というと朋党、徒党などの語が連想され、不穏に聞えるおそれがあったので、特に愛国の二字を冠したという。西南戦争の頃、民間の新聞雑誌は西郷支持の気分が強く、挙例の「草莽事情」では西郷陣営のことを「新政党」「政党」と称したが、明治初期にはまだ一般的ではなかった。
明治中期になると、自由党をはじめ諸政党が結成され、それに伴って「政党」という語も一般化した。
【漢字辞典】
「せいとう」を漢字で書くと「政党」と表記する。