【意味】
接吻(せっぷん)とは、尊敬や愛情のしるしとして、相手のくちびるやほおなどに自分の口をあてること。くちづけ。くちすい。キス。キッス。
【語源・由来】
もともと中国語で、漢訳された聖書や小説等に「接吻」という言葉が見られた。それを借用して蘭語kús の訳語として用いたのは、「道訳法児馬(ドゥーフハルマ)」(一八一五)が最初と思われる。明治に入ると、英語kiss の訳語として定着し、二十年代には、翻訳物だけでなく創作にも用いられるようになった。
【漢字辞典】
「せっぷん」を漢字で書くと「接吻」と表記する。