【意味】
明々後日(しあさって)とは、あさっての次の日。今日を一日目として未来へ四日目。みょうみょうごにち。
【語源・由来・成り立ち】
明々後日(しあさって)の語源・由来について、「あさっての翌日」は、東日本がヤノアサッテ、西日本がシアサッテという東西対立分布がある。
しかし、都区内は例外的にシアサッテである。「あさっての翌々日」は、西日本がゴアサッテ、都区内はヤノアサッテ、都区内を除く関東一帯はシアサッテである。
すなわち、「あさっての翌日」と「翌々日」の組合せは、西日本がシアサッテ/ゴアサッテ、都区内がシアサッテ/ヤノアサッテ、都区内を除く関東一帯は、逆に、ヤノアサッテ/シアサッテということになる。
【実例・用例】
*洒落本・弁蒙通人講釈〔1780〕「九日アいつだ、あしたと、あさっては八日、しあさってだね」
*いさなとり〔1891〕〈幸田露伴〉三四「大切の客の注文をも紺屋の明後日明々後日(シアサッテ)と延し過たる鼻毛の体裁」
【漢字辞典】
「しあさって」を漢字で書くと「明々後日」と表記する。