【意味】
七面鳥(しちめんちょう)とは、キジ目シチメンチョウ科の鳥。北アメリカに分布。ターキー。
【語源・由来・成り立ち】
七面鳥(しちめんちょう)の語源・由来について、頭部から首にかけて皮膚が裸出しており、頭部ではイボ状に、首では肉塊状をなしており、興奮するとこの部分が赤・青・紫などの色に変化する。
これにちなんで名づけられた。「七」は多数という意味。
【使い方・実例・用例】
*露団々〔1889〕〈幸田露伴〉一三「後れて来りし三人も、無残や鶴に駝鳥、鴛鴦に家鴨、孔雀に七面鳥(シチメンチョウ)との比例は、シンジアと此人々の間に立つべき程の者計り」
*思出の記〔1900〜01〕〈徳富蘆花〉巻外・四「密柵を結った小池の辺には、鵞、家鴨、七面鳥、和洋鶏の類が大分飼ってあった」
【漢字辞典】
「しちめんちょう」を漢字で書くと「七面鳥」と表記する。