柵【しがらみ】

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【意味】

柵(しがらみ)とは、物事をせき止めるもの。引き止めるもの。まとわりついて身を束縛するもの。動詞「しがらむ(柵)」の連用形の名詞化した語。

【語源・由来・成り立ち】

柵(しがらみ)の語源・由来は、「しがらみ」は川の中に杭を打ち並べて、その両側から柴や竹などをからみつけて、水流をせき止めるためのもの。そこから引き止めるという意味が生じた。「しがらみ」は、動詞「しがらむ」が名詞化した言葉。

【実例・用例】

*浄瑠璃・妹背山婦女庭訓〔1771〕三「恋も情けも弁(わきま)へて、義理の柵(シガラミ)せきとめても」

*われら戦友たち〔1973〕〈柴田翔〉四・一「人間同士が抜きさしならずにからみ合うしがらみの世界」

【漢字辞典】

「しがらみ」を漢字で書くと「柵」と表記する。

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