【意味】
試金石(しきんせき)とは、物事の価値や、人物の力量などをみきわめるために試みる物事。試験石。
【語源・由来・成り立ち】
試金石の語源・名前の由来について、試金石とは、本来は、金などの貴金属の純度を調べるために使用した黒色の硬い石のことをいった。
この石を金属にこすりつけ、その条痕(じょうこん)色を標準品のものと比較して純度を判定したところから、このように称した。
それがのちに転じて、その人の力量やそのものの勝ちなどを見きわめる事柄についても試金石というようになった。
【使い方・実例・用例】
*今度の試合が彼の実力をはかる上での試金石となる。
【漢字辞典】
「しきんせき」を漢字で書くと「試金石」と表記する。