【意味】
しくじるとは、
①物事をしそこなう。やりそこなう。失敗する。
②過失などがあって店(たな=勤務先)の出入りを止められたり解雇されたりする。勤めを失敗する。お出入り禁止となる。
【語源・由来・成り立ち】
しくじるの語源・由来について、もともとは「為・崩る」(シ・クズル)です。「為したことが崩れてしまう」が変化してしくじると呼ぶようになったとされる。
【実例・用例】
*滑稽本・八笑人〔1820〜49〕三・上「其次に野呂まがしくじったもんだから」
*草枕〔1906〕〈夏目漱石〉五「とかくしくぢるなあ女だから」
【漢字辞典】
「しくじる」の漢字表記は不明。