【意味】
新米(しんまい)とは、始めたばかりでまだそのことに慣れていない人。まだ未熟な者。新参。
【語源・由来・成り立ち】
新米(しんまい)の語源・由来について、その年に新たに収穫した米を「新米」と言う。これが、収穫して浅い、慣れていないという意味に変わり、新人の意となった。または「新前(しんまえ)」という語が、「新米」に変化したという説もある。
なお「新米社員」「新米記者」 といった風に、『新人』『駆け出し』と同義で用いる。
【実例・用例】
よく使われる用途として「新米社員」「新米記者」がある。
*歌舞伎・紋尽五人男〔1825〕序幕「先がこの頃新米の江戸さんなら」
*赤西蠣太〔1917〕〈志賀直哉〉「昔、仙台坂の伊達兵部の屋敷に未だ新米の家来で」
【漢字辞典】
「しんまい」を漢字で書くと「新米」と表記する。