【意味】
しのぎを削るとは、互いの刀の鎬を削り合うようなはげしい斬り合いをする。転じて、はげしく争う。
【語源・由来・成り立ち】
しのぎを削るの語源・名前の由来について、「鎬」は、刀の刃と峰のとの境界で、高くなった部分のこと。激しい斬り合いをしたときに、互いの鎬が強くこすれて削れることからたとえていうもの。
本来は、剣を使った戦いをいったが、のちに力のこもった熱戦を表すようになった。
【使い方・実例・用例】
*ロンドンオリンピック銅メダリストの迫田選手、江畑選手に加えサウスポーの長岡選手のアタッカー陣が、しのぎを削ります。
【漢字辞典】
「しのぎをけずる」を漢字で書くと「鎬を削る」と表記する。