【意味】
篠突く雨(しのつくあめ)とは、篠竹を束ねたものが落ちてくるように、細いものが密に激しく飛んでくるような雨の激しく降るさまにいう。
【語源・由来・成り立ち】
篠突く雨の語源・名前の由来について、「篠」とは篠竹(野生の竹)のこと。
激しい雨は、細い篠竹を何本も束ねて、突き降ろすようにみえることから、勢いの激しい雨を「篠突く雨」というようになった。
【使い方・実例・用例】
*ときならぬ篠突く雨に眠気を奪われ、悶々とした半覚醒の夜を過ごしていた俺にとっては渡りに船のお誘いである。
【漢字辞典】
「しのつくあめ」を漢字で書くと「篠突く雨」と表記する。