栞/枝折【しおり】

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【意味】

栞/枝折(しおり)とは、(栞)書物の読みかけのところ、あるいはあとで読みかえしたいところなどにはさみこんでしるしとするもの。

【語源・由来・成り立ち】

栞/枝折(しおり)の語源・由来は、もともとは山中で、木の枝を折って道しるべにすることを「枝折り(しおり)」といい、そこから転じた言葉である。「枝折」は枝を折ることからこのように書くが、当て字である。

【使い方・実例・用例】

*俳諧・延享廿歌仙〔1745〕一四「帷子の暁さむくよれあがり 本の枝折に無造作な銭〈旨原〉」

*歌舞伎・児雷也豪傑譚話〔1852〕序幕「どれ、読みさしへ仕折(シヲリ)して、夕飯(ゆうげ)の支度しませうか」

【漢字辞典】

「しおり」を漢字で書くと「栞」「枝折」と表記する。

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