【意味】
しらばくれる(しらぱっくれる)とは、知らないふりをする。
【語源・由来・成り立ち】
しらばくれる(しらぱっくれる)の語源・由来について、「しらばくれる」の「しら」は「白(しろ)」の複合語をつくるときの形。「ばくれる」は動詞「化く(ばく)」が変化して「ばくれる」となった。
【実例・用例】
*其面影〔1906〕〈二葉亭四迷〉六八「おやおやまあと為不知(シラバクレ)て、古狸奴が実を言ひをらぬ」
*学生時代〔1918〕〈久米正雄〉嫌疑「証拠が無いと思って、白らばくれ給ふな」
【漢字辞典】
「しらばくれる」「しらぱっくれる」の漢字表記は不明。