【意味】
白い目で見る(しろいめでみる)とは、冷淡な、悪意のこもった目で人を見る。白眼視する。白眼視(はくがんし)。
【語源・由来・成り立ち】
白い目で見る(しろいめでみる)の語源・由来について、下からにらむようにすると白眼が多くなってしまう。白い目で見るとはこのような目つきで見ることであり、そこから冷遇を意味するようになった。
【実例・用例】
よく使われる用例は「世間から白い目で見る」がある。
*神楽坂〔1935〕〈矢田津世子〉二「どうも、世間の者あこの俺を高利で食っとる云うて白い目で見るがな」
*自由学校〔1950〕〈獅子文六〉自由を求めて「五百助のような社員を、白い目で見るのも」
【漢字辞典】
「しろいめでみる」を漢字で書くと「白い目で見る」と表記する。