【意味】
素人(しろうと)とは、アマチュア。「しらひと」の転。
【語源・由来・成り立ち】
素人(しろうと)の語源・由来について、「白人(しらひと)」が変化して「しろうと」となり、「素人」と当ててかくようになったもの。
「白(しろ)」は色をつけていないことから、手を加えていない、未経験などの意味を派生して「しらひと」の「しら」もこの転義をあらわす。
【使い方・実例・用例】
*虎寛本狂言・居杭〔室町末〜近世初〕「こなたは御素人かと存て御ざれば、能所へ御気が付ました」
*滑稽本・浮世風呂〔1809〜13〕二・下「医者さまの方じゃア、代脉でも承知だらうが、素人(シロウト)の目からは安堵しねへものよ」
【漢字辞典】
「しろうと」を漢字で書くと「素人」と表記する。