【意味】
四面楚歌 (しめんそか)とは、周りが敵だらけで、孤立無援の状態であること。
【語源・由来・成り立ち】
四面楚歌の語源・名前の由来について、中国、楚の項羽が漢の劉邦の軍に囲まれたとき、四方の漢軍から楚の歌が聞こえてきた。
それは劉邦が仕組んで、漢の兵士に歌わせたものであったが、項羽は捕らわれた楚の兵士が歌っているものと思い込み、すでに漢が降伏したかと驚き嘆いたという、『史記』の故事にちなむ。
【使い方・実例・用例】
*社内ではまわりを敵に囲まれてもはや四面楚歌状態だ。
【漢字辞典】
「しめんそか」を漢字で書くと「四面楚歌」と表記する。