【意味】
死に体 (しにたい)とは、それまでの勢いを失って、再生の見込みがない、死んだも同然の状態。
【語源・由来・成り立ち】
死に体の語源・名前の由来について、本来は相撲用語で、体勢を崩して自分では立て直すことができない状態をいう。「体(たい)がない」「体(たい)が死んでいる」ともいう。
死に体になった力士は、実際に土俵上に体が触れたり土俵を割るなどしなくても、その時点で負けになる。
転じて、相撲以外においても、回復が困難な状況・状態や、すでに意義を持たないものなどに対して用いられるようになった。
【使い方・実例・用例】
*2年弱の任期が残る朴氏が「死に体」となるのは必至とされる。
【漢字辞典】
「しにたい」を漢字で書くと「死に体」と表記する。