【意味】
側杖を食う (そばづえをくう)とは、自分と関係のないことで思わぬ災難を受ける。とばっちりを受ける。
【語源・由来・成り立ち】
側杖を食うの語源・名前の由来について、「側杖」とは、たまたま喧嘩をしている側にいたために、相手を叩こうとして振り回した杖に当ってしまうことをいう。
それが転じて、たまたまその場にいたために、思わぬ被害を受けることの意で用いられるようになった。
当初は「側杖に合う」の形で用いられていたが、江戸時代より「側杖を食う」の形が現れた。「食う」は身に受ける意を表す。
【使い方・実例・用例】
*最初は善意で関わったものの、側杖を食う皮肉な結果になった。
【漢字辞典】
「そばづえをくう」を漢字で書くと「側杖を食う」と表記する。